ヘナがお初めての方に

このところ「ヘナ」に関する問合せが増えてきています。

 

文章でお伝えするのは少し難しいのですが

 

簡単ですが、参考になれば幸いです。

 

 

ヘナをされる場合、


・ヘナの後、一週間程度はバスタオルに色がうつってしまうため、汚れても大丈夫な色、柄のタオルをご使用ください

 

・枕にも色移りがありますので、タオルを敷いてお休みください

 

・インディゴを用いた施術の場合、3日間はお湯洗い(お湯シャン)

 

・インディゴを用いた施術の場合、3日間かけて少しずつ発色します

 

 

 

また、

 

 

「ヘナに関してどのようなイメージを持ってましたか?」

 とお客様へお聞きしますと・・・

 

① オレンジに染まる

 

② 真っ黒になってしまう

 

③ 髪色を明るくすることやパーマがかからなくなる

 

大きくこの3つに分けられる印象です。

 

正しくご理解されている方もいらっしゃいますが、

たくさんの情報が飛び交い、混乱されている方もいらっしゃるかと思います。

 

美容師さんからも色々聞かされますよね。。。

 

 

① オレンジに染まる

 

100%天然ヘナは「白髪→オレンジ」に染まります。

また、「カラー毛」も白髪の染まり方と異なりますがオレンジ系に染まります

 

しかし、それはヘナだけを使用した施術の場合となります。

 

ヘナと同じく、インドから仕入れている天然のインディゴを用いた施術をしますと 

 

「白髪→ブラウン」「白髪→ダークブラウン」

 

「カラー毛→色味のあるブラウン」に染める事ができます

 

 インディゴの染まり方についてはこちらをご参考ください。

 

 

② 真っ黒になってしまう

 

20年ほど前でしょうか。ヘナが少し注目された頃、ヘナを仕入れて施術する美容室が増えました。

 

美容ディーラーがヘナを美容室へ販売し、

 

美容師がお客様にヘナを施術すると当然白髪がオレンジに。

 

美容室からの要望で「黒く染まるヘナはないのか?」

 

など要望があり完成したのが「ジアミン入りヘナ」です。

 

ジアミンはアレルギー反応がある場合、アナフィラキシーショックを起こしてしまう可能性があります。

 

その頃からヘナに対して悪い印象を持ってしまった方も多いのではないでしょうか。

 

 

③ 髪色を明るくすることやパーマがかからなくなる

 

どのくらいの頻度や期間でヘナをされているかで異なりますが、

サロンにてカウンセリングされることをオススメします。

 

ヘナをしていても、髪色は明るくなりますが

赤味が残ったり、ばだらになる場合があります。

 

さらに、 インディゴを用いた施術を繰り返していた場合、

色味が濃く入っているので、後から髪色を明るくする事が難しい場合があります。

 

また、パーマに関しましても同様でかかりづらくなる場合もあります。

 

パーマをご検討されているお客様は染めは根元リタッチだけにして

毛先は時々ヘナを塗布することをオススメします。

 

 

 

〈ヘナをしっかり染めるには〉

 

ヘナは髪のキューティクルへ吸着して染まるイメージを持っていただければ分かりやすいかと思いますが、


 ヘナ染めの前日や当日は、トリートメントや白髪ぼかし用のマスカラ、パウダーなどはしないようお願いいたします。

 

特に、コーティング系のトリートメントやトリートメントシャンプーは控えていただけると染まりやすくなります。